転職先の病院で数年勤め
主任に昇進しました。
全く前向きじゃなかった昇進です。
だって”静かな退職”実行中でしたから。
どうして昇進の話を受けたのか、
主任業をしてどうだったのか
少しでも参考になればうれしいです。
- 急なお願い(という命令)
- 損得勘定の末
- 1年主任業をしてみて
- まとめ
急なお願い(という命令)
「〇〇主任さんが辞めるの。ちゃわさん以外適任いないって思うんよ。主任せえへん?」
急な看護部長の呼び出し。
提案しているような雰囲気ですが実際は、
「〇〇主任さんが辞めるから、ちゃわさん主任ね」
です。あと言われたのは、
「嫌だったら、他の人連れてきて。」
でした。
人材不足か?静かな退職の邪魔しないで?
人脈ないのに代役立てれるとでも??
…わたしの心の中で上記が駆け巡りました。
疑問と苛立ちが沸き上がりました。
拒否権は代役を立てないと執行できないとか腹立ちませんか?
噂に聞いてた手口でした…
人によれば「昇進か退職か」の選択肢になるようです。
気分悪いですね。
(愚痴になってしまいました)
損得勘定の末、感情は控えへ
家に持ち帰り数日考えました。
その時のわたしは、
仕事に飽きてきてた時でした。
まず嫌だったこと…
まず管理職に向いてない性格
責任が増えそう
休みがとりにくそう
です。
静かな退職組のわたしは
定時で変えるとこをモットーに働いており、
今まで見てきた主任たちが残業をしているのを見てきてました。
生活が自分が求める方に進まなくなると思うと苦痛で溜まりませんでした。
いやいや、メリットは?
給料が増える
次転職するときのアピールになりそう
業務もちょっと変わったら気分転換になる
んー、一時的と思えば悪くないのかな、と思いました。
1週間後…
看護部長へ「主任します」と言いました。
昇進を受け入れたのは
1回は経験してもいいんじゃないかな
就職活動でアピールポイントになる
お金が欲しい
と最終思ったからです。
(そして代役をたてる力がないからです)
「誰でもできることじゃない」「嫌なら辞めたらいいよ」の
パートナーの言葉も後押しになりました。
1年主任業をしてみて
とりあえず
1年間続けた自分を褒めたいです。
では、1年主任業務を続けた感想です。
なんだかんだ仕事はできた
他病棟の主任ら(今まで話す機会がなかった人)と繋がれた
給料が増えた
なんだかんだ仕事できた
凹むこともあります。
場合によったら責任を負い苦しくなる時もありました。
でも、なんだかんだ仕事はできてきました。
慣れるもんなんですね。
はじめの3か月までは、ずっと全力。
4か月以降は自分なりの進め方を見つけ、ゆるくいけるところはゆるく。
新しいつながりを持てた
今まで見えなかった部分がネガティブに見える
「前の主任はよかった」とか比較される
スタッフに指示をする立場自体が苦痛……
「辞めたい」「面倒くさい」と
思う日々がありました。
ただ予想外に嬉しかったのが
他病棟の主任・師長が声をかけてくれて
アドバイスや励ましをくれたことです。
ストレス原の解決の手助けになりつつ
今まで話す機会が少なかった人と繋がる、
人脈が広がっていく感覚に
充実感を得られました。
内向的なわたしですが、つながりが広がる感覚は安心感があります。
またお互い不規則な勤務ですので、会う機会自体は頻回でなく
適度な距離感が保てていたのが良かったのでしょう。
給料が上がった!
給料が上がりました。
役職手当が思いのほか高く
昇進する前から3万円近く上がりました。
(基本給は1年経っても上がってません)
(わたしの病院だけでしょうか泣)
給料が増えると、
心に余裕ができる
積み立てNISAの額をあげた
単純にうれしい
まとめ
予想外の急な昇進の話
不本意だったから
嫌なことしか頭によぎらない。
その中でメリットを考えれたのは
「誰でもなれることじゃないから」の一言。
今まで仕事をしてきた時間が
誰かには評価されていると思い
全くできない仕事はないと
感じることで
昇進の道を進めたと思います。
そして、
頑張っている自分がかわいく(笑)
生活や心に余裕ができました。
昇進したくない人
勧められたけど不安な人
わたしと似たような方へ。
誰かの参考になればうれしいです。
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